そよ風 (No.432)

東方幸男

2020.05.01

働き方改革

緊急事態宣言も延長がなされるようです。どこの企業も組織も、テレワークを余儀なくされています。テレワークに欠かせないインターネットを使ったサービスは通信回線の負荷が、時間によっての違いが目立ち、会社内の高速環境下での仕事とは少し変わってしまい、仕事の効率も落ちてきているのではないでしょうか。


殆どの家庭に光回線が導入されて、基本的には毎秒100から200メガビット程度のスピードでやり取りができる筈ですが、さすがに回線スピードは落ちてしまうことがあります。我が家での実測ではダウンロード時に2から7Mbps、アップロードでは16から184Mbpsと大幅にスピードが変化します。

 

家では二人がテレワーク中で、孫たちが遠隔授業を受けているとガックリとスピードが落ちてしまうことがままあります。そうした時間帯を避けて調べ物や外部との通信を行わないで済む仕事にするなどと工夫しています。孫たちが勉強時間以外にも動画を楽しむために画像データのダウンロードをしていたり、中には友達との対戦型ゲームを行っていることもあり、学校が再開されないと通信スピード劣化の対策にはならないのかも知れません。

 

知人の会社では、通信環境の整っていない社員もいて、休暇にしてしまうところも出ています。土日以外に休みがあると会社の業務を離れて、普段できないことや時間があったらやりたいと思っていることをやって有意義な時間を費やしている人もおられます。私の場合を考えると、歳の所為で動きが鈍くなっているだけではないと思いますが、時間や期限に束縛されない仕事や作業は何となく進みが捗々しくありません。

 

こうした状況を見て、政府の進めていた働き方改革が進むのではないかといっている人もいます。コロナ騒ぎが収まっても経済生活は元に戻れないので、様々な分野や会社のサービスレベルは低下したままになるかも知れないという指摘です。確かにステイホーム(外出自粛)やサービスの停滞が長引けば、生活に必須でないサービスを受ける人が減り、結果として淘汰されてしまうかも知れません。
こうした状況下で、どのようなサービスが生き残るのか、復活するのかはこれからのビジネスを考える上で大切な要素となりえます。我々も時間的な余裕が出来ているこの時期を活用して、ビジネスを見直す良い機会と頭を巡らすことも必要になるでしょう。
こうした最悪ともいえる環境下でも生き残り又はこの時期に生まれ育ったビジネスは、究極の生き残りをかけた不滅のビジネスになるかも知れません。

 

3蜜(密閉、密集、密接)をさけるために各種のイベントが変更や中止となる中で、最近のテレビでは、コメンテータを自宅からの中継で出演させているケースが増えています。そんな中でNHKが若い女性5人のユニットであるリトルグリーモンスターを一人一人別の場所(スタジオか自宅?)から中継でライブ参加し、伴奏に合わせて歌うだけでなくアカペラで、ハーモニー豊かな合唱を実現したのです。このような常識で考えたら難しい環境下での新しい試みを皆さんのビジネスでも考えられないでしょうか。

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