そよ風 (No.427)

東方幸男

2020.02.17

オリジナル化粧品

最近は女性だけでなく男性もさりげないお化粧をする時代になっているようです。
私などは化粧品といえば、冬の乾燥した時期に手がカサカサになるので、手荒れを治めるハンドクリーム程度
しか塗ったことはありません。最近は加齢のためか一層カサカサが激しくなり、偶にはリップクリームなどをつけたりします。


肌をケアするだけでなく美肌つまり美しく見せるための化粧品を、老若男女を問わず使う機会が多くなっているといいます。
そうした中で最近の化粧品の分野でのユニークな動きがあります。

 

我が家でも女房や子供がそれぞれに好みや、自分の肌に合った化粧品を求め、色々と確かめたりしながら最適な化粧品を見つけているようです。

 

皮膚は人により年齢により千差万別で個人差があります。好みも様々ですが、供給側はそのニーズに合わせて多種多様な化粧品を出してゆかなければなりません。

 

このため、スキンケア、ヘアケアなどの基礎化粧品からエスティックサロンで使う様々な化粧品にユニークなオリジナル化粧品が登場しています。最終的には、私だけの化粧品とまでいわれる木目細かい様々な消費者ニーズをつかんだ市場が拡大しています。

 


オリジナル化粧品とはいっても、最終的には薬事法(医薬品医療機器法)に則った申請や製造を行わなければならないので、素人が作るわけには行きません。アレルギー試験や防腐効果など品質面での安全性・安定性などデリケートな肌や身体に使用するためには重要な要素になります。

 

SNS(Social Networking Service)などを活用して多様な消費者ニーズを拾い上げ、大手が供給する大量生産品に飽き足らないモノ作りをするビジネスが登場しているのです。ほとんどがファブレスで、自社生産は行わず専門のメーカに委ねます。

 

こうした多品種少量品種の化粧品の生産を請け負う会社がいくつか登場しています。
代表的な企業に1930年創業の日本色材工業研究所があります。化粧品は工具に残る原材料の清掃なども重要な要素になり、30分程度の時間で生産品目を変えることができるそうです。

 

ホームページによると技術を売る会社として多くのOEMを引き受け、世界的に有名なブランドも含め、日本国内はもちろん海外の化粧品ブランドに、たくさんの製品が採用されているといいます。創業以来、皮膚生理学をはじめ、色材・色彩学、ナノテクノロジー、界面科学、微生物学などの分野からコスメティックを見つめ続けてきました。絶え間ない研究開発から生まれた処方は約30,000にも及び、「美」を追求した高いレベルでの処方設計が可能とされています。

 

時代の先取りも盛んで、はやりの光沢性を持った口紅やマスカラなどの化粧品を創るための
特許第5833812号「油性化粧料」や、視覚的に美しい立体模様を表現する目的の
特許第6176701号「化粧料」など数多くの特許を取得しています。
生産委託元が求めるニーズを先取りした技術開発が日ごろからなされていることでしょう。
 

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