【レポート】 「Show and Tell プレゼンテーションコンテスト」
発表会に伺いました
2023年9月28日(木)、WIPO日本事務所による
「Show and Tell プレゼンテーションコンテスト」発表会が開催されました。
本コンテストは『イノベーション・クリエーションの素晴らしさを、あなたの言葉で』をテーマに、
自分の考える発明や創造について、Show and Tell*方式でプレゼンテーションするものです。
104名の応募があり、事前ビデオ審査を経て、
小学生の部・中学生の部・高校生の部・大学生の部で一次選考を通過した
各5名、合計20名のファイナリストが
東京・赤坂インターシティAirに集い、プレゼンテーションを行いました。
審査は国内外の幅広い分野を代表する9名の外部審査員によって行われ、8名の受賞者が決定されました。
また、イベントでは
NASA駐日代表のアンディー・マッシオラ氏による「NASAと宇宙探検」と題した特別講演も行われました。
コンテスト受賞作品は、途上国などでの知的財産制度普及のため、
英語をはじめとする複数の言語に翻訳の上、WIPOプラットフォームにて発信されます。
*Show and Tell…北米などで初等・中等教育において用いられる教育手法で、
聞き手に対して、発表者の好きなものや興味のあることなどを見せ、それについて話すこと
WIPO日本事務所様のホームページはこちらをご確認ください。
【感 想】
本イベントに参加し、ファイナリストの方々のプレゼンテーションでの表現力の高さに圧倒されました。
自分ですでに発明をしている方、アイデアを提案する方、
発明のもつ可能性を伝える方、統計に基づく提言をする方、発明者について研究している方など様々でしたが
興味の対象を写真や実演、ジェスチャーや話し方などを上手く使って表現しており、
どの方の発表にも感銘を受けました。
小・中学生でも目的意識を持った発明、
世界各国への展開やクラウドファンディングで目標を達成されている方もいて、
次代の知的財産を担っていく若者の未来は明るいと感じるイベントでした。